
学校法人thankaが運営する児童発達支援事業所thanka alt

Concept
コンセプト
発達の凸凹は彩り
今の悩み(凸凹)があなたの未来の彩りになりますように
私達は、幼稚園や保育所の運営を約50年間してきました。
その歴史の中で、5,000人以上の卒園生との生活があり、多様な子どもたち、そして保護者の方と悩みをともにしてきました。
その経験から導きだされた1つの結論は、“今の悩みは未来の彩りになる”ということです。
乳幼児期における親子の苦しさは、荒波に一隻の船で航海するようなものです。その航海には、方向性の軸となる信じられるコンパスがあるといいはずです。
私達(児童発達支援事業所)はコンパスとなり、皆様に活用頂きながら、集団保育との最適なバランスをサポートしていきたいと考えています。
集団保育(幼稚園等)との連携ができるという特徴を活かしながらその子の彩りが輝ける環境づくりをしていきます。
そして、みんながその存在自身を喜びあえる文化をつくっていきます。
About
わたしたちについて
thanka alt (さんか おるた) とは学校法人 thanka(現在:学校法人加藤学園/2025年4月に改称予定)が運営する児童発達支援事業所です。
alt = alternativeの頭文字
alternative=現在あるもののかわりに選び得る新しい選択肢、代替案のこと
みんな、いつでも一緒(集団保育だけ、療育だけ)の文脈から、個別最適の学びの環境を保証しながら、どの子もゆるやかに繋がりあう園内の社会(文化)づくりという選択肢を世の中に提案したい。
何らかの障がいのある0〜6歳の園児を、今まで私たちは外部機関の方に協力をお願いしてきました。
一方で、法人として「もっとたくさんの関係性の中から社会性を育むことができないか」と、その子達にとって「どのような空間で過ごすのが望ましいのか」を考えてきました。
その1つの答えが、「幼稚園・保育園・認定こども園などに児童発達支援の事業所を併設し、どちらもが緩やかに重なり、日常を織りなす空間なのではないか」と日本全国の事例を研究する中でたどりつきました。
何かしらの支援が必要な子は、全園児の約1割という推計(参考:通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について/文部科学省)があります。
違いを生まれながらに持ち、彩りを放つ子どもたちから、より多様な視点が紡ぎ出される場。子どもたちと、そんなインクルーシブな社会をつくる場があれば、そんな願いからはじまったのが「thanka alt」です。
療育内容は、感覚統合・認知発達・ABA・多彩な運動方法など様々な療法を組み合わせて、お子さまに合わせたオーダーメイドで療育プログラムを実施し一人ひとりの成長を多様な専門性を持つ指導員がサポートをします。
誰しもが未発達な乳幼児期、
このような悩みを持つご家庭がたくさんあります。
私達は、そのために今を共に支える事業所です。
Start Guide
利用するまでの流れ
お子様・保護者様の困り感の発生
園生活、家での姿で気になること(日々の悩み、園での個別面談、定期検診など)
行政(お住まいの保健センターなど)や心理士、病院などへのご相談
専門的なサポートの必要性の有無の判断、お子様の特徴などのポイントの把握
ご相談(電話、LINE)
様子のヒアリングと事業所の見学などのご予約
体験
様子のヒアリングと事業所の見学などのご予約
ご契約
ご利用の曜日や頻度を伺った上で、ご契約となりご利用が始まります。
個別支援計画のご提案
ご利用開始から14日以内にお子様の療育の計画をまとめた「個別支援計画」を作成し、保護者様に承認をいただきます。以後、計画はお子様の成長にあわせ6ヶ月ごとに更新いたします。
Schedule
療育の日の一日
午前、午後に分かれています。
園生活などにあわせ、日ごとに変えて使用することも可能ですので、個々のお子様に合わせた計画を立てています。
児童発達支援の例
始まりの会
あいさつに始まり、他の子や指導員のお名前をよびます。周囲の状況や他の子に関心を持つきっかけになります。
個別指導
「太田ステージ」という療育技法をベースに、多様な教材のほか、工作やゲームなども組み合わせ、一人ひとりの目標に合わせたていねいな指導を行います。
自由時間
自由と言ってもお子さんをほうっておくわけではありません。お子さんの普段の姿が見られる貴重な時間です。園生活やお友だちとの関係などの課題が分かり、指導員のはたらきかけにより適切な関わり方を直接経験できる、大切な時間です。
運動
指導員がお子さん方に合わせてアレンジした運動課題を組み立て、体を動かしながら楽しく集団活動の経験を重ねていきます。
帰り支度
トイレを済ませたり、靴下を履いたりなど身支度を行います。自分の持ち物を忘れず準備できるよう、お声かけしています。
Features
わたしたちの特色

「太田ステージ」を軸とする療育
児童精神科医の太田昌孝先生が開発し、全国の特別支援学校や療育施設で実践されている療育技法「太田ステージ」に基づいた指導を行なっています。
検査でお子さんの発達段階をつかみ、それにあわせた課題にとりくむことでお子さんの成長を促します。
直接、太田先生の指導を受けたスタッフが他の指導員の専門性向上のため、研修を行なっています。

お子さま専用の「個別支援計画」をご提案
ご利用開始から14日以内にお子さまの療育の計画をまとめた「個別支援計画」をご提案し、保護者様に承認をいただきます。
個別支援計画は、1度作ったら終わりではなくお子さまの成長に合わせて6ヶ月ごとに更新しております。
他施設の個別支援計画との違い
そもそも、個別支援計画とはどのように作られるのかご存知でしょうか。
当然、スタッフがお子さまの成長段階を見て、その子にとって必要な支援を考えます。
ですが、別の専門知識をもつスタッフが異なる視点で解釈をした場合、スタッフごとに必要だと思う支援は変わってしまいます。そうなると、支援計画に書いていることと各スタッフが行うことに違いがでてきます。
強みは、他とは違い緻密な計画で異なる専門知識をもつスタッフでも個別支援計画にそった療育をお子さまにできます。
その秘密は、従来の個人のスタッフが主観でお子さまの成長段階を判断する方法ではなく、様々な専門知識をもつスタッフが客観的に1人のお子さまの成長段階の見解を話し合い、最適な支援計画を考えるからです。
これにより緻密な計画を作り上げることができ、さらに成長段階によって支援計画を更新していく、生きた個別計画書ができます。
個別支援計画を軸にお子さま一人ひとりの現状を理解して、色んな資格や経験を持つ指導員がサポートいたします。
その結果、ありがたいことに「子どもの様子を細かく見てくれている」というご評価をいただけることが増えました。

集団保育と個別療育の連携の強化
私達は長年、幼稚園・保育園・認定こども園・子育て支援事業を運営するなかで、子どもたちの生活のベースとなる集団生活(園生活)を理解しています。
そして、一体的なサービス提供を行うことで、円滑な連携を行う(保育所等訪問事業による訪問によるフィードバック)ことも可能です。
施設単独で療育を提供する場合
セラピストが、こどもたちの土台である園生活の事が理解しにくい。(領域外)
当施設の場合(在園児の場合)
支援員が、保育所等の職員にアドバイスなどをフィードバックすることで、生活の困り感の低減を図ります。
通所日の流れ
保育所等訪問支援事業
※外部園の場合でも、保護者の方のご希望に応じながら保育所等訪問支援を行うことは可能です。
Through Rehabilitation
thankaの療育を通して
認知・感情の発達
認知機能とは、外部の情報を理解・判断して、過去の記憶や経験をもとに適切に実行するためのものです。(言葉や数を理解する力も含む)認知の発達にともない「喜び」「悲しみ」「嫌悪」「怒り」「恐れ」「驚き」の6つの基本的感情も育まれます。
適応行動の獲得
認知機能とは、外部の情報を理解・判断して、過去の記憶や経験をもとに適切に実行するためのものです。(言葉や数を理解する力も含む)認知の発達にともない「喜び」「悲しみ」「嫌悪」「怒り」「恐れ」「驚き」の6つの基本的感情も育まれます。
問題行動の減弱・予防
こだわりや自傷行為、他の子への暴言・暴力、保育中の離席といった問題行動は、それをなくすことだけ考えると注意と叱責ばかりの息苦しい指導になりかねません。前述①と②に働きかけた結果として問題行動が少なくなることを目指します。
様々な育ちのケース
様子のヒアリングと事業所の見学などのご予約
for children
- 発語、語彙数の増加
- 表情による意思表現の増加
- ⾃分以外のものへの興味・関⼼の増加。
- ⼈⾒知り、場所⾒知り、分離不安、集団⽣活への苦⼿意識の軽減
for parents
- ⼦どもや将来への漠然とした不安、関わり方の悩みの軽減
- 何かあった際に相談できる場所(先⽣)の構築
FAQ
よくあるご質問
うちの子は、慣れない場所だと大声で泣きじゃくったりして落ち着かないのですが、通えるでしょうか?
初めての環境でお子さまが不安になるのは当然のことだと思います。新しい環境に慣れるまでしっかりと指導員がマンツーマンで向き合い、遊び等を通じてお子さんと信頼関係を作り、ゆくゆくは集団活動の参加ができるよう促してまいります。
保育所等訪問支援とはなんですか?
お子さんが通う保育園・幼稚園・小学校・学童ルーム等に私たち指導員が定期的に訪問して、担任の先生と連携しながらお子さんが過ごしやすい環境作りのお手伝いをします。また園での様子を保護者様にお伝えすることでお子さまとの関わりや進路選択の参考にしていただくことができます。支援の内容や回数は、お子さんや園の状況によって大きく異なります。まずはご相談ください。
祝日や年末年始、お盆などは営業していますか?
G.W.は5/3〜5/5、年末年始は12/29〜1/3でお休みをいただいております。